社会保険労務士 杉山千里
会員様専用ページ






「はてなに年金相談室」のトップページに戻る

SRS インターネット出前講座
日本全国津々浦々、あなたの聞きたい講座を動画形式にて出前致します。

< (必ずインターネットに接続した状態で御覧下さい。)

光回線で、1024px × 768pxのディスプレイにてのみ、動作確認済み。

←Windows Media Player 10 以上をダウンロードしてご覧下さい。

在職老齢年金について  

今回の出前講座では、「給料と年金を、同時に両方もらう事ができるのか?」という疑問にお答えしています。
図表を豊富に取り入れ、音声付きの動画で、支給停止額(減額)の計算方法についても判り易く解説しています。

・この動画を見るに当たって、注意しておきたい事
・この動画を見るに当たっての準備
・この動画を見るに当たって、知っておくと良い事

   ↑画面中央の三角形のマークのボタンをクリックすると、再生が始まります。
    (音声付きですので、適宜ボリュームを調節してお聞き下さい。)
                     この講座制作年度:平成19年度

この動画を見るに当たって、注意しておきたい事


●令和6年4月より、基準となっていた1カ月当たり「48万円」が、「50万円」にアップ。

●令和5年4月より、基準となっていた1カ月当たり「47万円」が、「48万円」にアップ。

●令和4年4月より、60歳前半で厚生年金に加入している人の支給停止調整開始額28万円という概念が廃止となり、
 どの年齢の人も一律に、会社月額(直近1年間以内に支払われたボーナスを含む。)と、
 年金月額(企業年金から支払われる代行部分がある人は、その金額を含む。)の合計が、
 1カ月当たり47万円(毎年見直し有り。)を超えた場合に、
 その半分の額が老齢年金から差し引かれる形に変更となりました。

●令和4年4月より前の、在職老齢年金の支給停止調整変更額、支給停止調整額の推移をまとめてみました。
 (支給停止調整変更額・・・・・60歳以上65歳未満で、厚生年金加入中の人の場合)
 (支給停止調整額・・・・・・・65歳以上で厚生年金に加入中の人の場合)
 ※上記の2つは、同じタイミングで改定されています。
 ※支給停止調整開始額については、28万円のまま、ずっと同じでした。

   平成22年3月31日まで          48万円でした。
   平成22年4月1日〜平成23年3月31日まで 47万円でした。↓1万円のダウンに
   平成23年4月1日〜平成27年3月31日まで 46万円    ↓1万円のダウンに
   平成27年4月1日〜平成29年3月31日まで 47万円に戻りました。
   平成29年4月1日〜平成31年3月31日まで 46万円    ↓1万円のダウンに
   平成31年(2019年)4月1日から     47万円に戻りました。

●平成27年10月より、在職老齢年金の仕組みに、激変緩和措置が導入されます。議員の皆様も必見です。→→パンフ (1) (2) (3) (4)
●平成27年4月より、在職老齢年金支給停止調整変更額(60歳-以上65歳未満)と支給停止調整額(65歳以上)が、ともに「46万円」から「47万円」に改定されます。
●平成23年4月より、在職老齢年金の支給停止調整変更額(60歳-以上65歳未満)と支給停止調整額(65歳以上)が、ともに「47万円」から「46万円」に改定されます。
●在職老齢年金計算シート(無料版)をリリースしました。こちらからダウンロードが可能です。
●平成22年4月より、在職老齢年金の支給停止基準額が「48万円」から「47万円」に改定されます。
●高画質版を作成しました。より鮮明な画像でご覧下さい。
【上手くご覧頂く為の準備】
  (1)お使いのパソコンに、Windows Media Player 10 以上がインストールされている必要があります。
  (2)下図のような表示が画面上に現れたら、OKをクリックし、
     

     ブラウザの上のほうに、下図のような
     「セキュリティ保護のため、コンピュータにアクセスできるアクティブ コンテンツは
     表示されないよう、Internet Explorerで制限されています。オプションを表示するには
     ここをクリックして下さい。」と表示が現れるので、そこをクリックし、
     

     引き続き、下図のような表示が現れるので、
     「ブロックされているコンテンツを許可」の部分をクリックします。
     

     下図のように「セキュリティの警告」ダイアログが表示されたら、「はい」の方ををクリックします。
     

     これでこの講座を見る準備が完了します。


【それでもまだ上手く見れない場合】
  HTTPサーバーで動画を配信している関係上、複数の人が同時に視聴すると、再生に不具合が生じて、
  出前講座の内容を、きちんと連続して最初から最後まで見れない場合があります。
    〜再生に不具合がある時は、以下の方法をお試し下さい。〜

  (1)まず、お使いのパソコンの任意の場所(例えばデスクトップ)に、
     任意の名前のフォルダ(例えば「出前講座」)を1つ作り、
  (2)次に、下の1〜8までのリンクをそれぞれ右クリックして、
     「対象をファイルに保存()」を選び、
     その新しく作ったフォルダに、1〜8までの全ファイルを格納します。
  (3)そして、そのフォルダ内にある、拡張子が「wvx」のファイルをダブルクリックすると、
     上手く見ることが出来ます。

<出前の品物 →  1  2  3  4  5  6  7  8  >




YOU TUBEにて、ご覧になることも可能です。
この講座制作年度:平成19年度



【在職老齢年金の支給停止調整開始額、支給停止調整(変更)額の求め方】
  支給停止調整開始額は、28万円に下表Aにある平成17年度以降の各年度の率を乗じて求める。
  支給停止調整(変更)額は、48万円に下表Bにある平成17年度以降の各年度の率を乗じて求める。
  このとき、ともに1万円未満は四捨五入して万円単位にすることになっている。
  (厚生年金保険法第46条3項、同附則11条2項および3項より。)
  
  平成26年度の支給停止調整開始額
     28万円×1.000×0.997×1.000×1.000×1.000×1.000×0.996×0.997×1.000×1.000≒28万円
  平成26年度の支給停止調整(変更)額
     48万円×1.003×0.996×1.002×0.998×1.011×0.976×0.980×0.986×0.996×1.005≒46万円

  
 平成17年度 平成18年度 平成19年度 平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度
1.000 0.997 1.000 1.000 1.000 1.000 0.996 0.997 1.000 1.000
1.003 0.996 1.002 0.998 1.011 0.976 0.980 0.986 0.996 1.005

  Aは改定率。1>物価変動率>名目手取り賃金変動率の場合は、物価変動率がAの改定率となり、
         名目手取り賃金変動率>物価変動率≧1の場合は、名目手取り賃金変動率がAの改定率となる。
  Bは、物価変動率に実質賃金変動率を乗じたもの。
  
  物価変動率は、前年の平均全国消費者物価指数の総合指数を、前々年の前年の平均全国消費者物価指数の総合指数で割って、算出する。
  (毎年1月28日頃、総務省より発表される、平均の全国消費者物価指数(生鮮食品を含む総合指数)の対前年比変動率である。)
  名目手取り賃金変動率は、物価変動率×実質賃金変動率×可処分所得割合変化率を乗じて算出する。   
  
  参照URL:http://wwwhourei.mhlw.go.jp/hourei/doc/tsuchi/T110404T0010.pdf