No. |
投稿日 |
投稿者 |
タイトル・内 容 |
10 |
2005/06/01 22:18 |
社労士・杉山千里 |
****************************************
男女雇用機会均等法も、ようやっと20歳に
****************************************
6月は何の月かご存知でしょうか?
まず6月というと「父の日」を思い出されるかもしれませんが、
ここで聞いているのは「日」ではなくて、「月」です。
正解は、「男女雇用機会均等月間」。
厚生労働省では、昭和61年から毎年この6月を「男女雇用機会均等月間」と定めています。
早いもので、「男女雇用機会均等法」が施行されてから、今年で20年たちます。
均等法も成人式を迎える年になりました。
世の中を見回してみると、20年前よりも、だいぶ女性の社会進出が進んだように思います。
しかし欧米諸国と比べると、まだまだなのだそうです。
女性が男性並みに社会に進出できるということは、その分だけ男性も家事に進出できるということです。
つまり、ゴミを出したり、洗濯をしたり、育児をしたりという、今まで女性の「仕事」とされていた
「家事」を、男性にもお任せすることを意味します。
「男女雇用機会均等法」の理念の浸透は、いまの少子化問題の解決策になるやもしれません。
これからは、女性の社会進出を図るとともに、男性の「家事」進出の一層の促進を図る必要があるでしょう。
|
9 |
2005/05/02 22:29 |
社労士・杉山千里 |
**********************
少子化について思うこと
**********************
もうすぐ、こどもの日がやってきます。
私の住んでいる立川市の国立・昭和記念公園でも、
こどもの日には、子供の入場料が無料であるために、
毎年たくさん、子供を連れた家族がやってきます。
こういう光景を見ると、
「本当に日本で『少子高齢化』が進んでいるのだろうか?」と
疑問を感じます。
「こんなに子供がいるのに、昔はもっと居たのだろうか?」と。
昭和の時代、それも戦争直後の時期の子供の人数は、
いまより確かに多かったようです。
平均して最低でも5〜6人くらいは、
どの家庭にも子供が居たようです。
第2次世界大戦中は、多くの人が戦地に赴くために、
国力を保つため、国は「産めよ・増やせよ」という方針をとったと言います。
つまりこの時代、女性はやや強制的に、出産することが
求められていたということです。
明治時代の日本の平均的な子供の人数は、どうだったかというと、
いまと同じで、平均2人〜3人くらいだったと言います。
いったい人間が一生涯に育て上げる子供の数は、
生物学的にみて、どのくらいが標準なのでしょうか?
もしも2人〜3人くらいが標準なら、
いまこの時期、日本は「人口調節」というものを
自然のうちに行っているのかもしれません。
いま盛んに「少子高齢化」が至る所で問題として挙げられていますが、
昭和の戦争中に、歪な形で急増してしまった人口を、
自然な人数に戻そうとしているのではないか、
自然な形の年齢分布の層になるように調整している途中なのではないか、
そんな風に私は思います。
鹿や猿などの動物は、自然界のサイクルを壊さないように、
上手に、自然に、または本能的に頭数を調節して生きています。
それと同じなのではないかと思うのです。
本来の姿に戻る途中であるなら、「少子化」はいつか止まります。
よってこの減少を深刻に受け止めて対策を練る必要は、
あまり無いのではないかと思います。
問題なのは「少子化」よりも「高齢化」でしょう。
高齢者の人数が、いまだかってないスピードで増えていることが問題です。
これに対しての対策を急ぐ必要があるのだと思います。
|
8 |
2005/04/01 21:32 |
社労士・杉山千里 |
************************************
自分の年金加入履歴を調べてみましょう
************************************
この4月より、国民年金の保険料が上がりますね。
(13,300円→13,580円に。)
これから毎年280円ずつ、国民年金の保険料は上昇していきます。
(平成29年以後からは、16,900円で固定されますが。)
厚生年金も昨年10月より保険料率が上昇し、毎年1,000分の3.54ずつ上昇していきます。
(平成29年以後からは、1,000分の183で固定されますが。)
国民年金の保険料の支払いについては、この4月から、
金融機関の口座引き落としにすると割引される(毎月納付の場合で、月40円安くなります。)制度が
出来たので、上手に利用したいものです。
しかし支払った保険料が、自分のところに年金として帰ってくるまでには、
かなりの時間を要するため、将来の老後のことを考えたとしても、
支払いが負担に感じるかもしれません。
そんな時は、自分の年金加入履歴を調べてみることをお薦めします。
ご自分の年金手帳に、詳細に漏れなく自分の加入履歴が記入されているでしょうか?
もし記入されていなければ、社会保険庁に問い合わせて加入履歴を調べ、
あと何年したら実際に年金がもらえるか、カウントしてみましょう。
公的年金をもらうには、最低でも25年が必要です。
加入履歴に空白はないでしょうか?
このカウントを「取らぬ狸の皮算用」と馬鹿にしてはいけません。
社会保険庁から、「納付済額のお知らせ」というハガキが届いているはずです。
(このハガキはこれから毎年届きます。)
毎年このハガキが届いたら、忘れずに「あと何年したら・・・」とカウントして下さい。
※年金加入履歴は、社会保険庁のホームページからも調べることが出来ます。
|
7 |
2005/03/04 23:03 |
社労士・杉山千里 |
**********************************
15日、はじめてバリウム検査を体験!
**********************************
自分の確定申告も作成しなければならず忙しかったのですが、
2月15日に、健康診断に行って来ました。
とりあえず、「朝食は抜きで来てください。」と言われていたので、
私としては珍しく(?!)朝食を抜いて病院に向いました。
健康診断は、何回も受けているので
当日の朝は「またいつもの検査をやるのだろうな。」と思っていました。
しかし、病院にたどり着いて驚きました。
朝食を抜いた私を待っていたのは、
なんと真っ白なバリウムでした。
バリウムを飲むのは初めてです。
先生から全検査終了後に下剤を頂いて帰りました。
「これを検査後すぐに、大量の水と一緒に飲まないと大変なことになる」と脅かされたので、
言いつけを忠実に守り、普段の3倍以上の水分を、その日は取りました。
その後、どうなったかはご想像にお任せします。
(検査結果は、3月にはいってから郵送で届きました。異常なしで安心しました。)
|
6 |
2005/02/01 21:59 |
社労士・杉山千里 |
****************************************
イー・タックスも、「習うより慣れろ」です
****************************************
自営業の皆さんのお宅には、税務署から電子申告納税システムのパンフレットが既に届いていることと
思います。
2月から3月は確定申告の時期ですが、「電子申告納税等開始届出書」を提出して、
この電子申告納税システム(=イー・タックス)の方法で申告する人は、どれくらいの割合を占めるで
しょうか?
このシステムを利用する為には、ICカードリーダーや市町村の発行する電子証明書など、いろいろな
準備が必要なので、急に今年の確定申告からやれと税務署から言われても、準備することが時間的に無
理な場合があります。
しかしこの「開始届出書」を税務署に提出したからといって、その後の申告納付を必ずしも電子申告納
付方式にしなければならないという事ではないようです。従来の手書き方式の申告納付であっても受け
付けるということです。
そこで提案ですが、今回の申告には準備が間に合わないとわかっていても、とりあえず「開始届出書」
を提出しておき、電子申告納付を行う体制だけでも、整えておいてはいかがでしょうか?
電子申告納付も、「習うより慣れろ」です。実際にやってみなければ、便利なのか不便なのかわかりま
せん。またこれからは、すべての手続きが電子申告方式となるのは確実です。
早いうちに利用しておけば、後に多少の操作変更があっても、十分対応できることでしょう。
|