何て言われても、自分個人で
民間の保険や個人年金に入っているから、大丈夫だ。

あなたは(↑)こんな風に考えていませんか?
そうだったらちょっと待って! 以下の文章をここで読んでみて下さい。


四苦(シク)と4大公的保険の関係
人生に起こる4つの苦しみ(=古来より人間誰もが免れることが出来ない苦しみと言われているもの、シクと呼ばれているもの。)と、 4大公的保険の関係図を示しました。

 保険料を納めることにより日本で勤労する人は、誰もが免れることが出来ないとされる「四苦(シク)」 について、国から最低でも「労災保険」・「雇用保険」・「健康保険(介護保険を含む)」・「厚生年金保険(国民年金を含む)」の 4つの公的保険により下記の保険給付を受けることができるので、必ずどの人も守られることになっています。

 こんなに沢山の保険給付が受けられるにもかかわらず、重複して同じ保障内容の民間保険に入っていたり、年金にお金を払っていませんか? 公的保険は強制保険ですから、民間保険に加入する前に必ず加入していなければいけません。公的保険なら運営母体が倒産する不安がありませんし、 なおかつ支払った年金保険料の元本は必ず保証されます。

 健康保険は、扶養家族分の健康保険料・介護保険料を納めたことになるので、とてもお得なのです。

 また厚生年金は、自分の分の国民年金の保険料も納めたこととなるばかりでなく、扶養配偶者の国民年金の保険料も納めたこととなります。ダブルでお得ですね!!

 こんなにお得な「公的保険」。まさに「加入しなければ損!!」というものでしょう。

※下記の給付は、このページをアップロードした時点のものです。
 その時の社会情勢に合わせて名称変更となったり、統廃合される事があります。

(ショウ)
健康保険
・出産育児一時金
・出産手当金
・家族出産育児一時金
雇用保険
・基本手当(訓練延長給付、広域延長給付、全国延長給付)
・技術習得手当(受講手当、特定職種受講手当、通所手当)
・寄宿手当
・傷病手当
・高年齢求職者給付金・特例一時金・日雇労働求職者給付金
・再就職手当・常用就職支度金・移転費・広域求職活動費
・教育訓練給付金
・育児休業給付(基本給付金、育児休業者職場復帰給付金)

(ロウ)
雇用保険
・高年齢雇用継続給付(基本給付金、再就職給付金)
厚生年金保険、国民年金
・老齢厚生年金
・老齢基礎年金・付加年金

(ビョウ)
労災保険
・療養(補償)給付
・休業(補償)給付・休業特別支給金
・傷病(補償)年金・傷病特別支給金・傷病特別年金
・障害(補償)年金・障害(補償)一時金
・障害特別支給金・障害特別年金・障害特別一時金
・障害(補償)年金前払一時金
・障害(補償)年金差額一時金
・障害特別年金差額一時金
・介護(補償)給付
・二次健康診断等給付
健康保険
・療養の給付・入院時食事療養費・特定療養費
・療養費・訪問看護療養費・移送費
・傷病手当金・家族療養費・家族訪問看護療養費
・家族移送費・高額療養費
厚生年金保険、国民年金
・障害厚生年金・障害手当金
・障害基礎年金
雇用保険
・介護休業給付

(シ)
労災保険
・遺族(補償)年金・遺族(補償)一時金
・遺族特別支給金・遺族特別年金・遺族特別一時金
・遺族(補償)年金前払一時金
・葬祭料(葬祭給付)
健康保険
・埋葬料
・埋葬費
・家族埋葬料
厚生年金保険、国民年金
・遺族厚生年金
・遺族基礎年金・寡婦年金・死亡一時金



あなたは上記のうち、いくつの給付をご存知でしたか?
知っているようで、意外と知られていない、これらの『公的給付』。

会社はあなたの為に、これらの保険料の半分を負担することになっています。
(労災保険については、会社が全額負担します。)

いまあなたが払っている民間の保険料の額と比べてみて下さい。

公的保険は強制加入です。条件該当者は必ず加入する義務があります。
加入しない自由はありません。




「へぇ〜、そうなんだ」と思った人、
「へぇ〜、知らなかった」という人は、次をご覧下さい。